アースカラー



「俺は肉まんのついでかよ・・・やらねーぞ。」
「ごめんて。それ、俺の為に買ってくれたんだろ。」
「・・・自惚れんなよ、ナルシスト。・・・まあその通りなんだけどね。」



狂ったように水陸松ばっかり見てる私ですが今日も元気です。


好きなキャラの傾向から見てほんとにチョロ松に嵌るとは夢にも思わなかった私ですが今日も元気です。


どこからきた設定なのが全くわかんない共依存双子水陸松が大好きです今日も元気です!!!!!




晩飯の前だが、なんとなく食べたくなって肉まんを買いに行った帰りだった。「チョロ松!いいところに。」後ろから聞き憶えのある声。カラ松と会ったのは偶然だった。「夜は冷えるなー。昼は暖かくてこれで丁度だったんだが。」おそらく昼間からこの時間までいつものカラ松ガール(実在するかは知らないが)を待っていたのだろう。冬なのによくやるな。馬鹿かよ、こいつ。カラ松が着ているのは、おそろいの服、6着なんてやっぱねーよな!?と思いつつもニート故着飾る理由も無く、楽だという事で兄弟全員が着てしまっているいつものパーカーだった。すっかり日が落ちるのも早くなり、師走。そんなパーカーじゃ寒いに決まっている。カラ松。僕がそう言うと、嬉しそうな顔をしてくっついてきた。夜の寒さを考えてないこいつと違って僕はマフラーにコートという重装備で来ていた。「俺は幸せ者だな。」寒くないかと心配して暖めに来てくれる兄弟がいて。
「べ、別にお前を心配して来たわけじゃないからね!?」そうは言ってみるものの、相方にはお見通しのようだ。ニヤニヤ笑ってやがる。ちくしょう。本当のところはカラ松の言う通りなのだ。晩飯前、まだカラ松が家に帰ってきていないのが気になったこと。いつもの薄手のパーカーで出掛けた事を知っていて、心配したこと。そして、このコンビニに来ればカラ松に会えるような気がしていたこと。次男と三男、生まれた時間が近いからなのか、僕とカラ松はなんとなく通じ合うところがあった。相手が考えている事が自然と分かったり、離れていてもどこにいるか分かったり。そういうわけで、僕がここでカラ松と出会うことは偶然ではなかったのだ。さらに言えば、いつもの僕ならちょっと近くのコンビニに行くのにこんなに着込む事はないことも。コートのポケットに遠慮なく手を突っ込んでくるカラ松には、全てが筒抜けなのであった。


なんだこれ


山も谷もなく完結した幸せの水陸いいと思います
自分で書いてて逆に見えるけど強いて言うならチョロカラが好きです